HIPHOPの魅力サンプリング Part.2
Part.1では、サンプリングの概要を説明し、他のトラックからサンプルを取り入れた曲の例をいくつか紹介しました。このPart.2では、サンプリングの技術をより深く掘り下げ、このテクニックを使った曲の例をさらに聴き比べてみましょう。
サンプリングの歴史
モダン・サンプリングは1970年代後半から1980年代前半にかけて、HIPHOPの誕生と共に発展してきました。DJたちはレコードの特定の部分を切り離し、ループさせることで、新たなリズムやメロディーを作り出しました。このテクニックは、HIPHOPの人気が高まるにつれ、HIPHOPサウンドの基礎となりました。
創造性と多様性
サンプリングの主な利点のひとつは、多様な音楽スタイルを融合させる無限の可能性が広がること。ジャズ、ファンク、ソウル、ロックといったジャンルからサンプリングすることで、アーティストは異なる音楽要素を組み合わせた全く新しいサウンドを作り上げることができる。この融合は新鮮で革新的なリスニング体験となり、リスナーに馴染み深くも新しいものを提供する。
オリジナル・アーティストへのリスペクト
サンプリングは、元のアーティストや楽曲に対するリスペクトを示す手段でもあります。多くのHIPHOPアーティストは、過去の音楽を再解釈し、その影響を認める形でサンプルを使用しています。これにより、ジャンルを超えてリスナーは新旧のアーティストの知るキッカケにもなります。
その代表例が、A Few More Kisses To Go / Isaac Hayesをサンプリングして生まれたAin’t No Fun (If the Homies Can’t Get None) / Snoop Doggy Dogg feat. Nate Dogg, Kurupt & Warren G(HIPHOPの魅力サンプリング Part.1で紹介)
サンプリングの芸術性を示す他の注目すべき曲
楽曲を古典的なサンプリングテクニックを多用していた90〜2000年代のHIPHOPが大好きな私が、今でも聴いてテンションが上がる「元ネタが同じ曲」を今回は海外だけなく日本の曲も交えて紹介します。
上段がオリジナル、下段がサンプリングした曲です。クリックでYouTubeに飛びます。
サンプリングの素晴らしさは、同じメロディーが新鮮なバイブスを持った、まったく別の曲に変身するところにあります。音楽は本当にパワフルで創造的なパワーです!
音楽制作、 ボーカル・楽器レコーディング、ミキシングやマスタリングのポストプロダクション、じっくり個人練習したい方、音楽レッスンについてもっと学びたいという情熱をお持ちの方は、ぜひGoldilocks Playroomにお越しください。
一緒に音楽の旅に出かけましょう!
お問い合わせはお気軽にLINE/メール/電話
Goldilocks Playroom
ご来店をお待ちしております。 www.goldilocksplayroom.com
私たちの音楽・レコーディングスタジオは東京都新宿区高田馬場にあります。
Comments